ロート製薬は、新たなコーポレートアイデンティティ(CI)として『NEVER SAY NEVER』を制定した。これまでも目薬・胃腸薬などのOTC医薬品、「肌ラボ」「オバジ」といったスキンケア製品をはじめとするヘルスケア事業を基幹事業としながら、アグリビジネスへの取り組みや再生医療への参入など、新たな取り組みやチャレンジを加速してきたが、今後のグローバル展開も視野に、さらなる「健康」への挑戦の想いと決意を込めて新CIを制定した。
2月24日に行った東京本社での会見で、山田邦雄会長兼CEOは「これまでも、これからも美と健康を基軸とする中で、今後の超高齢社会を含めた環境変化を考えると、ヘルスケア領域は大競争時代といえる。薬や化粧品といったカテゴリーごとの商品ではなく、素材の発掘から健康サービス提供まで、健康寿命延伸に向けたH&B市場は拡大していく」として、「このチャンスに(ロート製薬では)新しい領域に挑戦する。その決意が今回の新CI」とした。