【日本臨床腫瘍薬学会学術大会】薬薬連携を阻む壁は何か‐意識、知識、人手が不足

2016年3月25日 (金)

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日本臨床腫瘍薬学会学術大会で討議

テレビ番組「ビートたけしのTVタックル」を模し、それぞれが役に扮して討論した

テレビ番組「ビートたけしのTVタックル」を模し、それぞれが役に扮して討論した

 がん患者の薬薬連携を阻む壁は何か――。12、13日に鹿児島市内で開かれた日本臨床腫瘍薬学会学術大会のシンポジウムで激論が交わされた。各演者は、病院薬剤師側から積極的に情報を提供しているものの薬局からのフィードバックが少なかったり、薬局薬剤師が必要な情報を病院薬剤師に問い合わせても十分な回答が得られなかったりする現状を報告。連携の理解不足や意識不足、知識不足、人手不足など様々な壁を乗り越え、連携を進める必要があることが強調された。

 同学会地域医療連携委員会の委員長、松井礼子氏(国立がん研究センター東病院薬剤部)は「用法・用量、治療スケジュール、がんの種類、主訴、検査値、告知を含めた患者背景など連携に必要な内容は具体化してきた」と説明。「病院はこれらの情報を提供しなければならない。しかしながらその情報を生かす薬局薬剤師の知識は不足している。薬薬連携をどこからどう始めたらいいかというスキル不足や、全体的なマンパワー不足もある」と課題を提示した。


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