【米セルジーン】大型買収で大手の仲間入りか‐総額1.7兆円の可能性も

2018年1月29日 (月)

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 米セルジーンは、血液癌でのトップ企業に向け、今月に入ってバイオベンチャーに対する大型買収を相次いで実行した。8日には今年半ばに米国申請を予定し、大型化を期待する骨線維症治療薬のJAK2阻害剤「フェドラチニブ」を持つ米インパクト・バイオメディスンズを総額70億ドルで、22日にはキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法やT細胞療法を強みとする米ジュノ・セラピューティクスを総額90億ドルで買収すると発表。合計で160億ドル(約1兆7600億円)となる可能性もある。

 いずれも同社にとって過去最大級の買収額となっており、2020年には新薬売上を年200億ドル水準まで引き上げる。世界の製薬企業の中でも売上に対する研究開発費率が40%と突出する同社だが、積極的な他社買収に乗り出している。



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