【ノボ・ノルディスクファーマ】郡山市と糖尿病対策で連携‐地方自治体との共同事業は初

2018年2月19日 (月)

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握手を交わす郡山市の品川萬里市長(左)とノボ日本法人のオーレ・ムルスコウ・ベック社長

握手を交わす郡山市の品川萬里市長(左)とノボ日本法人のオーレ・ムルスコウ・ベック社長

 ノボ・ノルディスクファーマと郡山市は、糖尿病予防を目指した「糖尿病対策に関する包括連携協定」を締結した。郡山市で糖尿病・人工透析患者が急増するのを背景に、糖尿病のスペシャリティファーマであるノボの知見を生かし、市民に対する疾患啓発を進め、患者自身が糖尿病予防に取り組めるよう行動変容を促していく。両者で共同プロジェクトチームを結成し、ノボが海外で展開する患者支援プログラムの導入や、糖尿病の病態把握や新たな糖尿病ケア開発に向けた市民参加型の実証研究も検討する。ノボが地方自治体と手を組み、糖尿病予防の取り組みを行うのは国内で初となる。

 郡山市は、2016年の糖尿病患者数が6857人と12年から経年的に生活習慣病患者総数に占める糖尿病患者の人数、割合が増加傾向にあり、4年間で721人、約11%増加している。また、人工透析患者の糖尿病罹患状況でも、糖尿病を合併症に持つ人が全体の50%以上を占めているのが実態だ。ノボは、郡山市内に国内唯一のインスリンの生産拠点を保有しており、郡山市との共同事業で糖尿病予防対策に取り組むことになった。



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