【考えよう!キャリアデザイン】女性のキャリアデザイン [3]

2018年3月1日 (木)

薬学生新聞


キャリア・ポジション社長
西鶴 智香

西鶴智香氏

 今回は「仕事と結婚」をテーマにお話します。結婚というテーマはいつの時代も20代の皆さんには最も興味のあるテーマの一つで、私は特に女子学生から「将来の結婚を考えると、仕事に対しどの程度真剣に取り組めばいいのか分からない」「結婚するまでは正社員でいたいが、出産後は育児に専念し、時間が空けばパートで働こうと考えているが可能か」などの相談を受けることがよくあります。

 厚生労働省の調査によると2016年の男性の初婚年齢は31.1歳、女性は29.4歳だそうです。15年の総務省の調査では、未婚率は30~34歳の男性で47.1%、35~39歳でも35%、30~34歳の女性で34.6%、35~39歳でも23.9%です。その割合は年々増加しています。私の周りでも、40代の未婚男女は少なくありません。彼らはしっかり仕事をしていて収入もあり、人生を大いに楽しんでいるように感じます。

 一方、「一生独身なんて寂しそう」「負け組のイメージ」など、結婚イコール幸せな人生という旧来の価値観を持つ人もまだ多いのではないでしょうか。私が20代の頃、女性の結婚適齢期はクリスマスケーキに例えられて24、25歳までとされ、26歳以降は売れ残りと見なされていました。現代では結婚適齢期は死語になり、「結婚する、しない」は個人が自由に選択する時代になっています。

 現代では結婚しないという選択もあるわけですから、女性も仕事を中心とした生涯キャリアの積み方をしっかり考えていく必要があります。以前知人の女性医師が「女性薬剤師のキャリアの考え方は甘いよ。とりあえず病院で働いて、結婚した後は勤務条件だけで薬局に勤務しているようだけど。プロとして生涯腕を磨き続けるという意識が足りないんじゃないかしら」と嘆いていました。

 「将来結婚するから仕事はここまで」「女性は子供を産むからその後はパートで」という状況は、自分の選択の後に起こること。まずは、自分がどのような人生を望んでいるのかを、就職活動が始まるまでに本気で考えてみることが、納得のいくキャリアを歩むためには必要だと思いますよ。



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