【日本薬学生連盟アンケート】新入生必見!薬学生のリアルな生活

2018年5月1日 (火)

薬学生新聞


 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。入学して1カ月経ちましたが大学生活にはもう慣れましたか?日本薬学生連盟では3月に行った年会で、薬学生70人に大学生活についてアンケート調査を行いました。薬学生の生活をのぞいてみましょう。

一人暮らし?実家暮らし?

 薬学部のある大学の中には大学で寮を持っていたり、学生会館を斡旋しているところもありますが、実に6割以上の人が実家暮らしをしていることが分かりました。

 意外にも、寮や学生会館に住んでいるのは4%と、かなりの少数派でした。

サークルには入ってる?

 大学生活の醍醐味とも言えるサークルには7割近くの人が参加していました。バレーやバドミントンなどの運動系が目立つ中、学祭実行委員会や生協学生員会など大学のイベントに関わっていく委員会系から、漢方部や薬理研究部、薬学研究会など薬学部らしい名称のサークルも目立ちました。サークルに入ってる人のうち58%の人が複数のサークルに入る兼部をしていました。

アルバイトはしてる?

 サークルや勉強、実習に普段から何かと忙しい薬学生ですが、6割ほどの人がアルバイトも行っているようです。半数以上の人が週2回以下の現実的な頻度で行っていましたが、中には週7回という強者もいました。アルバイトの職種では飲食店や居酒屋、教育関係が大多数を占めました。薬学に関係がありそうなドラッグストアや薬局で働いている人は意外にも、とても希少でした。

高校で未履修科目はあった?

 未履修科目で真っ先に思いつく生物と物理はそれぞれ半数の人が専門科目(旧課程の生物II、物理IIに相当)の履修をしていませんでした。また、数学IIIが未履修なのは12%とほとんどの人が高校時代に履修していたことが分かります。これらの科目が未履修であることでどのような影響があったのかも聞いてみました。

 「未履修であったことで大学で苦労したことがあるか」という質問に対して、なんと8割近くの生物未履修者が苦労したことがあったと回答しました。では、どんなことに苦労したのでしょうか。最も多かった意見は「高校で履修した前提の授業で最初からついていけない」というものでした。とりわけ浪人して入学した場合は生物基礎を履修してから時間も経ち、大学入学後に苦労するケースが多いでしょう。

 生物とは対称的に、半数以上が苦労したことは特にないという回答をしたのが物理です。薬学部の物理は力学や電磁気学ではなく主に物理化学分野であることもあり、未履修の場合でも努力次第で何とかなると思われます。一方で、教養科目として力学や電磁気学、量子力学分野の講義を行う大学も中には存在します。そういった場合は未履修による影響が大きいですね。いずれの科目においても苦手意識を感じたら早いうちから対策を講じるのが効果的です。

普段の勉強時間は?試験期間の勉強時間は?

 他の学部と異なり試験科目が多くなりがちな医療系学部。薬学生の普段の勉強時間を聞いてみました。

 試験期間外の勉強時間は9割以上の人が全く勉強しないか1日3時間以下と意外と短いことが分かりました。それでも毎日勉強することによる積み重ねが重要であることは間違いありません。試験期間に入るとその様子は一変し、試験期間外ではほとんど見られなかった毎日4時間以上勉強するという層が過半数を占め、7時間以上勉強する人も全体の3割強を占めました。試験が近くなると普段遊んでいるように見える人も、実は懸命に試験勉強を行っているんですね。中には試験期間にかかわらず1日7時間以上の勉強をコンスタントに続けている努力家も見られました。

試験勉強っていつからするの?

 試験期間の勉強時間は明らかになりましたが、人によって”試験期間”の捉え方は違います。

 試験勉強はいつから始めているのでしょうか。

 大学生と言えば数日前から集中的に勉強するいわゆる一夜漬けの人が多くいそうですが、実際にはほとんどおらず、最も多かったのは1カ月以上も前から勉強を開始する人です。薬学部の試験は科目数が多いだけでなくそれぞれの科目の比重も重く、とても一夜漬けでは太刀打ちできません。余裕を持った試験勉強が必要ですね。

再追試験数は?

 無謀な一夜漬けに挑んだり、苦手分野の克服ができず本試験で合格しないケースも少なくありません。各試験期間の再追試験数はどのくらいなのか聞いてみました。

 なんと、半数近くの人が本試験で一つも落とすことなく単位を修得していることが分かりました。普段からコツコツと積み重ねたり要領よく勉強している人が多いのでしょう。次に多かったのは1科目だけ落としてしまうという人。どの大学にも1科目は大勢の不合格者が出てしまう鬼門科目があるのでしょう。3科目以上を本試験で落としてしまう人は極めて少数派。再追試験で通ればいいという安直な考え方をしている人はこの際、認識を改めた方がよさそうです。

普段利用しているSNSは?

 さて、試験勉強などの堅苦しい話が続いたので趣向を少し変えて、最近のSNS事情について見てみましょう。皆さんはSNSと聞いて何が思いつきますか?最近は写真投稿サービス・インスタグラムの話題をよく耳にしますね。

 今回、アンケートに回答してくれた人の中でLINEを使っている人は驚くことに全員でした。LINEを使っていない大学生はもはやいないのかも。大学生が大勢使っていそうなインスタグラムの利用率は意外にも50%。その一方で、最近若者の利用離れが進んでいるといわれているFacebook、いまだ根強い人気を誇るTwitterはそれぞれ75%も利用者がいました。


 新入生の皆さん、薬学生の大学生活のイメージが少しはつかめましたか?

 特に試験期間や勉強時間はこれから大学生活を過ごす上で参考になるのではないでしょうか。薬学科は6年間、それ以外の学科は4年間、勉強だけでなくサークルやアルバイトにもチャレンジして充実した大学生活を過ごしてみましょう。

明治薬科大学2年 岩崎良太



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