【キャンパスライフ】スキー部の大黒柱として奮闘‐薬系大学の競技会で個人優勝 明治薬科大学5年 内田誠規さん

2018年9月1日 (土)

薬学生新聞


内田誠規さん

 明治薬科大学薬学部薬学科5年生の内田誠規さんは、2016年3月に開催された「第47回全日本薬系大学スキー連盟競技会男子個人の部」で総合優勝に輝いた。斜面を滑走してタイムを競うアルペンスキー3種目で合計ポイントが最も高い選手が優勝するが、内田さんはイメージトレーニングなど事前の準備に注力したことで勝利を収めた。2歳でスキーを始め、中学3年生から様々な競技会に出場して腕を磨いてきたが、大学入学時にスキー部がなかったことから自ら同好会を立ち上げ、活動実績が認められて部に昇格。現在は経験者を中心に1~5年生11人ほどで活動し、冬季に集中的に長野県のゲレンデで滑り、他の薬系大学とも合同練習などで交流を深めている。現在は部長から退いたものの、来年の競技会では個人・団体の両部門で優勝を狙う。卒業後は人を助けたいとの思いを実現させるため、「在宅医療などを通じて地域医療に貢献できる薬剤師になること」を目標に掲げている。

同好会設立、実績重ね部に昇格

競技中の内田さん

競技中の内田さん

 内田さんは一昨年の3月に開催された全日本薬系大学スキー連盟競技会に参加し、約40人が出場した男子個人の部で優勝した。競技は回転、大回転、スーパー大回転の各種目の順位をポイントに換算し、トータルポイントが最も高い選手を決める。回転と大回転はターンテクニックが重視される一方で、スーパー大回転ではスピードが勝負の分かれ目になるため、優勝するには全ての面で高い実力が求められる。

 大会当日は、得意とする固い斜面ではなかったこともあって緊張していたという内田さんだが、本番前の下見でイメージトレーニングをしたことや注意すべきポイントを念入りに確認してコースの「リズム」をつかんだことが勝利につながった。

 2歳からスキーを始め、競技会には中学3年生から参加していたが、大学入学時はスキー部がなかったことから、自ら同好会を立ち上げた。勧誘活動に力を入れた結果、現在は経験者を中心に1~5年生11人ほどが所属。練習は冬季に15~20日程度行っており、長野県の浅間山のゲレンデを日帰りで滑走する。シーズン初めは基礎トレーニングに重点を置き、基本動作や加重のかけ方などを確認して滑る感覚を思い出す。

 一方で、オフシーズンは芝の斜面をキャタピラ型の板で滑るグラススキーやインラインスケートで冬季の感覚を忘れないようにしている。東京薬科大学など他大学のスキー部とも交流を深めており、夏の合同合宿ではトランポリンを使用したバランス感覚養成トレーニングやランニングなどを行っている。内田さんはリーダーとして大会や合宿で体調を崩す人、打撲・ねんざなどでけが人が出ないよう常に注意を払う。競技会で入賞する部員も出始めるなど、練習の成果が出てきており、これらの活動実績が認められて部に昇格した。

部員の結束力も強く、団体の部でも上位を狙う

部員の結束力も強く、団体の部でも上位を狙う

 さらに、夏季にニュージーランドで滑ったり、スキーが盛んな長野県白馬村でインストラクターのアルバイトを経験するなど、部活動の枠にとらわれずにスキーに情熱を注ぎ続ける内田さん。既に部長の役割は下級生に譲ったものの、来年3月の競技会に向けて、「優勝を狙っていますが、個人だけでなく団体でも上位を目指しています」と、闘志を燃やし続けている。

 内田さんは、子供時代にけがや入院する機会が多かったことから「人を助ける仕事に就きたい」と思い、薬剤師を志した。大学入学後は模擬患者との面談など実践を想定した授業を受けてきたものの、薬局実習を通して授業だけでは学べないものが多かったと感じている。「現場は患者さん第一で動いていると思いました。最初は薬理作用などを重視していましたが、次第に患者さんのために何ができるかという意識が強くなっていきました」と語る。卒業後の進路については「検討中」としているものの、「患者さんに直接関われる場所にいて、在宅などを通じて地域医療に貢献できる薬剤師になることが目標です」と力強く語った。



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