【国試予備校の現場から】世界と日本をデータで比較

2018年11月1日 (木)

薬学生新聞


メディセレスクール社長
児島 惠美子

児島惠美子氏

 こんにちは。メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。最近「海外で仕事をしたい」というご相談を頂き、カナダで医療通訳としての旅立ちをお手伝いさせて頂きました。カンボジアでの医療支援も2008年からさせて頂いております。そこで今回のコラムでは世界に目を向け、日本と海外の違いを比べてみたいと思います。

 まずは年収です。世界各国の平均年収を95年、05年、15年の10年刻みで比べてみました。アメリカは460万円、546万円、658万円、フランスは226万円、533万円、568万円、ドイツは251万円、522万円、587万円となっており、先進国はしっかり伸びていることが分かります。このほかポーランドは53万円、137万円、312万円、お隣の韓国も77万円、219万円、385万円と急速な伸びを示しています。それに対し日本は457万円、439万円、415万円。他国とは違い、なんと平均年収は下がっているではないですか!

 次に世界183カ国の中央年齢を見てみましょう。日本は45.9才で世界1位。2位はドイツで45.5才。3位はイタリアで44.3才です。このほか韓国は39.4才で28位。アメリカは37.4才で40位。続いてベトナムは29.8才、カンボジアは24.4才、フィリピンは23才、ネパールは22.4才です。最下位の183位はニジェールで15才となっています。

 改めて比較するとアジア各国と比べた日本の高齢化率はすごいことが分かります。もちろん、その社会を支えるために医療は不可欠です。薬剤師の活躍の場はこれからも増えていきます。ただ、このデータからも分かるように、誰もどこの国も経験したことのない超高齢化社会ですから前例はありません。受け身ではなく、ニーズを自ら開拓していかなければいけません。

 不安の一番の解決策は行動です。人間は感謝されることに喜びを感じますが、感謝されなくとも人に何かを与えることで、自分も幸せになります。薬剤師は医療の知識を人に与えることができますので、知識という武器を持って、共にこの時代で活躍していきましょう。そのためには勉強が欠かせませんので、頑張りましょう。



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