ニュースダイジェスト

2019年3月1日 (金)

薬学生新聞

【中医協】19年度診療報酬改定を答申

 消費税率10%引き上げに伴う診療報酬改定の内容が決まった。中央社会保険医療協議会は2月13日、2019年度診療報酬改定を根本匠厚生労働相に答申した。今回の改定は、消費税増税により医療機関、薬局の仕入れコスト増を補填する特例的なもの。調剤報酬では全ての調剤基本料の点数を1点引き上げ、基本料1を42点、基本料2を26点とし、基本料3は同一グループ内の処方箋受付回数が「月4万回超40万回以下」を21点、「月40万回超」が16点となる。敷地内薬局の算定を想定した特別調剤基本料も11点に引き上げた。

 また、一包化加算、無菌製剤処理加算の各項目の点数を上乗せし、一包化加算は42日分以下を34点、43日分以上を240点に設定。無菌製剤処理加算は中心静脈栄養法輸液を69点(6歳未満137点)、抗悪性腫瘍剤を79点(147点)、麻薬を69点(135点)とし、かかりつけ薬剤師包括管理料は281点。新点数表は10月から適用される。



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