【九州保健福祉大学薬学部】楽しみながら薬について学ぶ‐「おくすりかるた」を製作

2019年3月1日 (金)

薬学生新聞

 九州保健福祉大学薬学部の学生が卒業研究の一環として、広く一般の人に薬についての知識を学んでもらうため「おくすりかるた」を製作した。おくすりかるたは、薬の正しい使い方や薬を服用するタイミング、薬の種類や最近の薬剤師の仕事などの内容で構成されている。

「おくすりかるた」

「おくすりかるた」

 おくすりかるたは、同大学薬学部薬学科臨床薬学シミュレーション研究室の学生が作製したもの。たとえば、薬の使い方などについては、「まもってね 薬の飲み方 その個数」「うがいする 薬もあるよ 飲まないで」「めぐすりは 一滴ずつで いいんだよ」といった具合で、薬の飲み方については「るーるだよ 食間ご飯の 二時間後」「さんじゅっぷん 前が食前 気を付けよう」「したの下 ゆっくり溶かして 効き目増す」など、楽しいイラストのかるたで分かりやすく学べるように工夫されている。

 また、最近の薬剤師の仕事について説明したり、薬局のかかり方について啓発するかるたも揃えている。「いつも行く 場所を決めよう 薬局も」と“かかりつけ薬局”を持つよう促したり、「らっきーだ マイ薬剤師 今日もいる」と“かかりつけ薬剤師”を持っているメリットを描いているほか、「えらびましょう あなたに合ってる ジェネリック」とジェネリック医薬品の積極的な活用を促す内容のかるたも盛り込まれている。

 同研究室では、「自宅や介護・医療施設、学校で気軽に楽しんでもらい、楽しみながら薬の正しい知識について知っていただければ」としている。

 おくすりかるたについては、同研究室のホームページのボタンからPDFファイルでダウンロードできる。希望者には送料のみで、おくすりかるたを送付してもらうこともできる。ホームページ内の「研究室について」の問い合わせ項目に記載されているメールアドレスまで連絡する。



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