【富士経済】医療用医薬品市場を分析‐12年8兆円超え20年に9.6兆円

2013年11月29日 (金)

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高齢化背景に着実な成長

 総合マーケティングの富士経済は、2012年の国内医療用医薬品市場に関する調査と将来予測の結果をまとめた。それによると、12年の総市場規模は8兆1843億円で前年から2・6%拡大し、初めて8兆円を上回った。04年から伸び続けており、20年には対12年比で17・5%増の9兆6177億円になると予測。ジェネリック薬の普及拡大や薬価改定などを要因として成長率は低下するものの、「高齢化の進展もあり、医療用医薬品市場は着実に成長するとみられる」としている。

 同社は12年1月から13年9月まで領域ごと6回に分けて市場を調査し、これらを総括して全体の動向を分析した。



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