【国試予備校の現場から】強いメンタルとは

2022年6月15日 (水)

薬学生新聞

メディセレスクール社長
児島 惠美子

児島惠美子氏

 こんにちは。メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。

 皆さんは公文式に行ったことはありますか?時間を計って計算問題などのプリントをどんどんやっていく塾です。私は小学生の時に2年ほど公文式に通っていました。そして娘も小学生の時に2年ほど公文式に通わせました。そして最近、両親が公文式に通い始めました。老化防止の脳トレだ!と言って(笑)

 同じように時間を計って、あまり難しくない読み書きと計算をするそうです。人には様々な欲があり、知識欲だけは衰えないと聞いたことがありましたが、本当だなと思いました。父は本をたくさん読む人なので、「わざわざ行かなくても」と思いましたが、何分以内にできた、できる時間が早くなった、というのが自分の成長を感じられて嬉しいそうです。また、自分よりずいぶん年下の先生に「早くなりましたね」と褒められるのが嬉しいそうです。

 達成感を感じられること、自分で成長を感じられること、褒められることはいくつになっても嬉しいことであり、勉強のモチベーションの源なのだなと改めて思いました。

 勉強をするにはモチベーションが大切ですが、結局は何をするにしてもメンタルが大切です。メンタルの強い人には「貢献」と「奉仕」の心があります。この心があると、対人関係でガッカリすることが起きても「まぁいっか」と思えるからです。医療に携わっている人は、この心をそもそも持っている人が多いので、皆さんも実はお持ちだと思います。

 だから何か起こった時はこの心を思い出してほしいです。そして、それは自分にも向けてください。自分自身にガッカリすることも起こります。その時も「まぁいっか」と思ってください。それが自己肯定感です。他人から称賛されても自己肯定感が低いので心は満たされない、なんてもったいないです。

 メンタルの強さはあなたを幸せにします。だから鍛えていきましょうね。



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