日本病院薬剤師会は21日、東京渋谷の長井記念館で第49回通常総会を開き、2013年度の事業・決算報告、14年度補正予算案、次期役員の選任など原案通り了承し、第2次北田体制がスタートした。副会長は2月の臨時総会で次期副会長候補者として信任を得た木平賢治、土屋文人、松田公子、松原和夫、佐藤博(新任)の5氏が就任。専務理事には新人の遠藤一司氏(明治薬科大学教授)が、常務理事は佐々木均、川上純一(再任)の両氏に加え、新たに眞野成康、遠藤秀治、武田泰生の3氏が就任した。
北田光一会長は、「薬剤師にとって大切な時期が続いている。薬物療法等における安全確保に対し薬剤師への役割に期待が大きく膨らんできている。医療関係職種と連携してチーム医療を推進していくと共に、病棟業務の質の高いサービスを提供していくことを大きな課題として取り組む。われわれの真価が問われる場面がますます増えてくると感じている。病院薬剤師の役割について、これからどういう方向に向かっていくか、改めて見直していくことが重要となる」とあいさつした。