経済産業省が公表した今年2月分の専門量販店販売統計調査結果(速報値)によると、全国のドラッグストア1万3373店舗の商品販売額は計3789億4600万円で、前年同月比1.0%増になった。
調査は、家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンターの販売動向を明らかにすることを目的に行っているもの。ドラッグストア調査では、50店舗以上を有する企業もしくは年間の販売額が100億円以上の企業を対象に、月間販売額や品種別の販売額などを集計している。
販売額を商品分類別に見ると、「OTC薬」は565億円で、前年同期比1.0%の増加となった。3番目に大きい販売額となり、全体の14.9%を占めた。「調剤医薬品」は269億円(構成比7.1%)で、前年同期比10.6%の増加となった。