全国から薬学生が集結!
日本薬学生連盟第14回年会「薬学生の集い~ALL薬学生体制~」を2013年3月10、11日と2日間にわたり開催いたしました。年会とは、日本薬学生連盟およびその加盟団体の1年間の活動の集大成として行われる一大イベントです。年会は毎年のようにパワーアップし、北海道から九州までの約400人の薬学生や社会人などが参加しました。
「残る薬剤師、消える薬剤師」の著者である、医薬ジャーナリスト・藤田道男先生をお呼びし、講演会の開催をいたしました。薬剤師過剰の現状や各薬局企業の取り組み、今後の展望まで、実際のデータを参照し、低学年にも分かりやすく講演していただきました。薬剤師には専門性のほか、コミュニケーションスキルやヒューマンスキルが必要であるということを改めて実感しました。
ためになるワークショップ
年会のメイン企画であるワークショップ(WS)では、各委員会や加盟団体が1年間の活動を発表し、参加者同士でディスカッションなどを行いました。ここでは特に印象深かったWSについて紹介させていただきます。
学術委員会の「学術委員会が教える学会の楽しみ方」では、学会は堅苦しいという印象を払拭し、学会の行き方・楽しみ方のほか、実際の学術発表についても学びました。公衆衛生・国際交流・交換留学委員会合同企画の「World Pharmaceutical Action」では日本や世界で行われている公衆衛生活動について知り、自ら実践できる活動について考えました。東京薬科大学の「笑いの治療薬」では内面からの健康をテーマに、笑いやコミュニケーションの重要性について実際に体を使って体験しました。
ポスターセッションでは各委員会や加盟団体での取り組みや研究内容が発表されました。会場を埋め尽くすほど多くの参加者が集まり、とても盛り上がっていました。参加者が4つの部門で投票を行い、受賞式を行いました。
夜は昼間の真面目な雰囲気とは一変し、盛大なパーティーが開かれ、参加者は新たな仲間たちとの交流を楽しみました。
新支部立ち上げ広がる活動
12年度は日本薬学生連盟にとって飛躍の年となりました。会員数は毎年増加し、500人を超えました。また、それに伴い関東支部、関西支部に続き、九州支部が立ち上がり、全国各地に活動が広まっています。その活動が集結したイベントが年会であり、その濃厚な2日間に参加できたことは、私自身たくさんのことを学べ、そして参加者も、刺激を受けるとてもよい機会となったと思います。これからもますます活動が広まるので、今年逃した方はぜひ来年の年会に参加してみて下さい。
報告:年会実行副委員長
東京薬科大学3年 草柳 有沙
次回予告
全国新歓開催!!
4/28 九州新歓
5/12 東海新歓
5/19 関西新歓
北海道も開催予定中
お問い合わせ先
日本薬学生連盟/APS-Japan
事務局 apsjapan@apsjapan.org
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編集・広報統括 武庫川女子大学4年 植山 陽子