日本薬剤師会で記者会見
日本薬学生連盟(小林大翼会長・慶應義塾大6年)は25日、日本薬剤師会会議室で会見を開き、連盟が主催し、来月8月22日から28日までの1週間、千葉県船橋市の東邦大学習志野キャンパスで開催される第12回アジア太平洋薬学生シンポジウム(APPS2013)の開催概要を発表した。会見には会長の小林さんとシンポジウム実行委員長の山田真里香さん(武蔵野大6年)の2人が臨んだ。
今年で12回目となる同シンポジウムはIPSF(国際薬学生連盟)のアジア支部であるAPROに所属する各団体の持ち回り制により、年に1度開催されているもので、日本開催は2004年から8年ぶり2度目となる。
今回は「Self-medication ~be your healthcare partner~」と、薬剤師が如何にセルフメディケーションに関わっていくべきかをメインテーマに掲げた。アジアを中心に11ヵ国から薬学生が約400人、日本からは約100人とAPPS史上最大規模になるという。期間中はワークショップなどで偽造医薬品、医療経済、セルフメディケーション、サプリメント、在宅医療の必要性、国際保健、OTC医薬品などが取り上げられ、意見を交わす他、開催地・船橋市内で参加学生によるセルフメディケーション啓発パレードも企画、現在、関係機関等との調整を進めているという。
日本薬学生連盟(The Association of Pharmaceutical Students’-Japan 英語略称:APS-Japan)は、WHO(世界保健機関)やFIP(国際薬剤師連合)と正式にパートナーシップを結ぶIPSF(国際薬学生連盟)に日本で唯一正式加盟している、薬学生による薬学生のため団体。名称は11年に『薬学生の集い』から『日本薬学生連盟』へと変更、13年4月には一般社団法人化し、現在約700人の会員を擁する。連盟には全国22団体の加盟団体がある他、個人会員を含めると50を超す薬系大学の学生が参加している。
問合せ先は日本薬学生連盟APPS2013実行委員会(Mail:apps2013@apsjapan.org、FAX:03-5574-7123)まで。
日本薬学生連盟
http://apsjapan.org/