【日薬】薬剤師不在時の一般薬販売‐規制改革会議を厳しく批判

2015年10月20日 (火)

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 日本薬剤師会の石井甲一副会長は15日の定例会見で、規制改革会議の健康・医療ワーキング・グループが「薬局における薬剤師不在時の一般用医薬品の取り扱い見直し」を新たな審議事項として位置づけたことに対して、「薬剤師会の立場からすれば言語道断。自分たちの存在そのものが不要という話につながる」と危機感を示した。

 同会議は、一般薬を取り扱う薬局では、開店時間内は常時、調剤に従事する薬剤師が勤務することとされているため、在宅患者の服薬指導などで薬剤師が薬局を不在にする場合、調剤を行う場所だけでなく一般薬の販売に必要な場所も閉鎖しなければならない点を問題視している。

 結果として、登録販売者がいても第2類薬、第3類薬の販売ができず、利用者の利便性を損ねていることや、在宅患者の服薬指導等のために薬剤師が薬局を不在にすることを難しくしているとの見解を示している。



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