アボット・ジャパンの医薬品事業を承継した「マイランEPD」が、1日付で国内事業を開始した。既にアボット・ジャパンが販売する長期収載品と新薬48製品の引き継ぎを完了。マイランEPDが国内で販売していく。
米マイランが3月に、米アボット・ラボラトリーズから米国を除く先進国のブランドジェネリック事業を譲り受けたのに伴い、国内で受け皿会社としてマイランEPDを設立することになった。欧州では2月末にアボットからの分社化が完了していたが、日本だけ遅れていた。マイランの国内事業は、ファイザーとの提携により、ジェネリック医薬品事業を展開する「マイラン製薬」と、「マイランEPD」の2社体制となる。