花粉症シーズンでは、大人だけでなく、子供も鼻をかむ機会が増えてくる。エリエールブランド製品の大王製紙が15歳以下の子供を持つ全国の母親1000人に行った「子供の鼻の健康に関する意識調査」によると、母親の約5割が「正しい鼻のかみ方」ができておらず、子供についても約6割ができていないことが分かった。
鼻水・鼻づまりは集中力の低下につながることに加え、間違った鼻のかみ方は健康リスクを招く可能性があるとされる。そこで同社では、正しい鼻のかみ方を母親が早いうちから子供に教える「ハナイク」を、これまでブランドサイトや店頭・展示会・メディア等で推進してきた。
正しい鼻のかみ方として、専門家が勧めるポイントは、[1]反対側の鼻を押さえて片方ずつかむ[2]鼻水を押し出すために、しっかり口から息を吸う[3]ゆっくり少しずつかむ[4]最後まで強くかみすぎない[5]鼻の周りを傷つけないように、肌にやさしいティッシュを使う――の五つ。これに対し、間違った鼻のかみ方では、両方の鼻を一緒にかむ、力まかせにかむ、中途半端にかむなどがある。