大幸薬品は、ラッパのマークでお馴染みの胃腸薬「正露丸」が、今年で誕生111周年を迎えたのを記念して、抽選で現金などが111人にプレゼントされるオープンキャンペーンを展開中(9月末まで)。また、同社では記念キャンペーンの一環として、正露丸のパッケージが描かれた特製の「正露丸トイレ」を製作し、今後は『日本のおなかを守る正露丸トイレ』として日本各地のイベントなどで設置していくという。
「正露丸」の始まりは、日露戦争の2年前の1902年に、大阪の薬商・中島佐一薬房が大阪府から「忠勇征露丸」の売薬免許を得たことから始まる。同年は、日本とロシアとの緊張が高まっていた頃で、「露(ロシア)」を「征する」という、当時の流行語でもあった勇ましい名前が付けられた。