次期社長の杉浦克典氏「“地域密着型”推進へ」
杉浦広一氏
スギ薬局グループは16日、名古屋市内のホテルで創業40周年記念「政策発表および感謝の会」を開催し、取引企業関係者ら約1000人が出席した。式典では来年3月1日付でスギ薬局社長に就任する杉浦克典氏（現常務）から「ドミナント出店戦略を基本戦略とし、地域密着の濃度をさらに高めていくべく、中部・関東・関西の人口集中エリアに集中的に出店を続けていく」との方針が示された。今後は年間100店舗程度の出店を続け、『2021年2月期に1500店舗、売上高5000億円』を通過目標と掲げ、その後に『3000店舗、1兆円』を目指すとしている。
冒頭、スギホールディングスの杉浦広一会長は、「愛知県西尾市で街の小さなかかりつけ薬局を創業し、これまで40年間、皆様の支援により東名阪に1000店舗、売上高で4000億円を超える規模に到達できた」と感謝の意を表すと共に、創業以来のこだわりとして処方箋調剤に取り組み、調剤併設型ドラッグストアというモデルを確立したことを強調した。
