あすか製薬の山口隆社長は2日、都内で中間決算説明会を行い、創立100周年を迎える2020年度に向けて、「産婦人科領域をわれわれの大きな柱にして、リーディングカンパニーとしての存在を目指していきたい」と述べ、他社との積極的な連携にも意欲を示した。内科領域では、新薬の抗菌薬「リフキシマ」を11月に上市させ、新薬事業へのシフトを加速させる。
あすか製薬は、今年3月に16~20年度の5カ年中期経営計画「ASKA PLAN 2020」を策定。20年度に売上高700億円の目標を掲げており、ジェネリック医薬品(GE薬)と新薬の兼業から新薬事業へのシフトを進め、内科、産婦人科、泌尿器科を重点領域とするスペシャリティーファーマを目指す方針を示していた。