自民党の薬剤師問題議員懇談会は21日に都内で総会を開き、日本薬剤師会から18年度診療報酬改定に向けた要望などをヒアリングした。
会議の冒頭、あいさつした同懇談会の伊吹文明会長(衆院)は、「調剤技術料が次期診療報酬改定でどうなるかが最大の関心事」との認識を示した上で、「地域の人たちの医療に関心を持って、少しでも医療費が少なくて済むよう、努力していただいている薬剤師の技術料は必ずプラスにする」と明言。
一方、「株式会社で、病院の側で儲けすぎのところは少し手を加える」とし、出席議員に対して、「混同せずに、個人営業の薬局の薬剤師の立場だけは守っていただくよう発言してもらいたい」と協力を求めた。