2014年3月期中間決算・社長会見
東和薬品の吉田逸郎社長は決算説明会で、10成分25品目の上市を予定している13年12月追補収載の中で「ピタバスタチンCa・OD錠」、「アトルバスタチンOD錠」の付加価値特徴について解説。「ピタバスタチン」では錠剤の区別のために注目されている製品面のカタカナ印字のほか、両面に印刷割線に合わせた製品名を印刷するなど、ジェネリック薬メーカーとして初めての取り組みを実施していることを紹介。アトルバスタチンについては初のOD錠で、同様に割線認識をした印刷を施すなど、「事前の評価も上がっている」とし、2品目の販売に期待を寄せた。
また、カプセル剤から錠剤への剤形変更を行った「タクロリムス錠」、500mgの含量規格を追加した「アジスロマイシン錠」など1回の服用錠数を減らせるなどの利便性のある付加価値製剤開発にも取り組み、製品を提供してく考えである。