【薬学教育協議会調査】6年制薬剤師の初任給、薬局の最多「24~26万円」

2013年12月18日 (水)

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 薬学教育協議会の2013年3月「薬系大学卒業生・大学院修了者就職動向調査」で、初任給に幅があることが分かった。最も就職者が多かった「薬局」は「24~26万円」にピークがあった。ただ、昨年度に比べ「26万~28万円」の割合が伸び、増加傾向にあることがうかがえた。「一般販売業」は男女とも「30万円超」が最も多く“高額シフト”が進んでいるようだ。病院は昨年度と同様に国公立系が「20万~22万円」、私立系は「22万~24万円」がピークだが、実数を見ると国公立系の初任給は「16万~20万円」が減少し、ピークが私立系に近づきつつある。医薬品関連企業のうち最多の「医薬情報担当者」では4~5割が「24~26万円」だった。

 初任給調査は、就職者8749人のうち6764人(71・3%)が回答。薬局は3601人(男性1427人、女性2174人)で、男女ともほぼ同様の分布だが、女性のピークは「24万~26万円」(30・2%)、男性は「26万~28万円」(23・0%)と若干の違いは見られるが、「24~28万円」で見ると男性の43・9%、女性の58・5%となった。ただ、男性では「28~30万円」「30万円超」の割合が女性より多く、「28万円超」が女性の22・4%に対し男性は32・9%、さらに男性では「30万円超」が19・1%、5人に1人という高い割合だった。



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