【日本薬学生連盟のページ】救急救命士学生と初コラボ

2013年9月1日 (日)

薬学生新聞


集合写真

集合写真

 薬学生にとって、救急領域において薬剤師は何ができるのだろうか、という疑問は誰もが抱いていることなのではないでしょうか。そのような中で、救急医療での薬剤師の活躍を知りたい、救急医療で活躍する医療者たちを知りたい、という思いが生まれ、今回のIPE(Inter professional education:専門職連携教育)、薬学生と救急救命士学生のコラボ企画が立ち上がりました。おそらく日本初の試みなのではないかと思います。最初は、企画側もお互いの仕事のことは全く知らず、接点が全く分かりませんでした。しかし、分からないからこそイベントをやってみんなで一緒になって理解していこう、と私たちは同じ方向を向き企画を進めていきました。

 そして、日本臨床救急医学会の協力を得て、救急認定薬剤師という資格を持った薬剤師の先生と出会い、当日のイベントでも講演していただくことができました。講演テーマは「救急医療における薬剤師の活躍・チーム医療」、ご自身の豊富な経験をもとに大変分かりやすく講演していただきました。

 救急時において情報収集が大切であること、先生は災害医療においてもご活躍されているので、災害医療についてもお話しいただきました。その中で、災害時というのは通常の対応能力を超えた状態である、という言葉が大変印象的でした。だからこそ、よりスムーズな連携が求められているのだと改めて思いました。そしてスムーズな連携のためには、日頃から他の医療者のことを良く知っておくことが何より大切なことだと、改めて認識を深めました。

 そのほか、お互いの学部紹介のためのクイズ大会と学生によるプレゼンを行いました。お互い知らないことがたくさんあり、理解がとても深まり、クイズ大会も大変盛り上がりました。

 最後に、WS「プレホスピタルとインホスピタルをつなぐには?」を行いました。薬学部生と救急救命士学生によるディスカッションは、ほとんどの人が初めての経験だったため、まずはお互いの知っている知識や考えの交換から始まり、中には、医療に対する考え方や医療人としてのマインドに関するところまで深い話し合いができているグループもありました。

 「プレとイン」という認識を持たない薬学生と、プレで主に活躍する救急救命士の学生、根本的な考え方や知っていることの方向が全く違っていたので大変面白いディスカッションとなりました。

 今回のイベントを終えて、「今まで知らなかった学部のことを知れてよかった!」「薬剤師が救急医療でも活躍できることが分かってよかった!」「薬学生・救急救命士学生と友達になれてよかった!」などの、うれしい声を多くいただきました。今回のIPEは、IPEで最も大切な「相互理解」という点において、大成功だったと言えると思います。このコラボイベントは今後、東京以外でも行っていきたいと思っていますので、ご期待ください。

薬学教育委員長
飯塚 千亜希(慶應義塾大学2年)

お問い合わせ先
education@apsjapan.org


お問い合わせ先
一般社団法人日本薬学生連盟/APS-Japan
事務局 apsjapan@apsjapan.org
URL http://apsjapan.org/
Facebook http://www.facebook.com/APS.Japan
Twitter Offical @APS_Japan

編集・広報統括
武庫川女子大学4年
植山 陽子



HOME > 薬学生新聞 > 【日本薬学生連盟のページ】救急救命士学生と初コラボ

薬学生新聞 新着記事
検索
カテゴリー別 全記事一覧
年月別 全記事一覧
新着記事
お知らせ
Twitter & RSS

記事の更新情報の取得には、TwitterとRSSが便利です!