【日本薬学生連盟インタビュー】先輩に聞く 進路選びのポイント

2021年1月1日 (金)

薬学生新聞


 日本薬学生連盟広報部は、薬系大学を卒業し社会で働く2人の先輩に、その進路を決断した理由や就職活動の取り組み方を教えてもらうインタビューを行いました。先輩が就職にあたって何を考え、どう行動したのかを知って、自身の進路選択に役立ててもらえれば嬉しいです。

質問項目

[1]今の進路を選択した時期とその理由を教えてください。
[2]大学時代に行った就職活動について教えてください。
[3]就職に向けて学生の間に行った方が良いことを教えてください。
[4]日本薬学生連盟での活動が生きているなと感じることをお聞かせください。
[5]現役の薬学生へ一言お願いします。

病院

沖村 里咲さん(名古屋市立大学出身)
勤務先:須田病院薬剤部

沖村里咲さん

 [1]3年生の時に高山の地域研修に参加し、病院や薬局の垣根を超えて様々なことに取り組んでいる点が面白いと感じ、地域医療に興味を持ちました。また、5年生の実務実習時に緩和ケア病棟に出向いたのですが、その際に医療は人生のドラマに関わっていると感じ、患者さんが大変な時期に寄り添いたいという気持ちから、医療に関わる薬剤師を将来の選択肢として考えるようになりました。

 [2]ギリギリまで大学院進学を考えていたため、あまり就職活動はしませんでした。経験として製薬企業のインターンへの参加も考えましたが、研究が大変だったこともあり結果的には特に行いませんでした。

 [3]もし学生時代に戻れるなら、もっと様々なことにチャレンジしたかったなと思います。学生団体などの活動を通じて自分から学びに行ったり交流したりということはしましたが、そこからもう一歩踏み込んで社会に実在する問題に取り組むなど、失敗がある程度許容される学生ならではのチャレンジができたらよかったと感じます。

 [4]他の医療系学部の人とたくさんお話をしたことは今実際に他職種の方と関わる上で大きく役立っています。また、広報部在籍時に得たパワーポイント等を用いたデザインの知識は、DIを分かりやすくまとめ直すことにつながるなど、随所に生きているなと感じます。

 [5]薬学部の学生は、薬学部の中の世界にとどまりがちです。しかし学生のうちに様々な人とつながり、新たな視点を持つことはとても大切だと思います。薬学に関連することを学ぶのも良いですが、学生だからこそできる、全く関係ないことにもチャレンジしてみてください。自分がやりたいと思ったことをやるのが1番だと思います!

製薬企業品質保証部

吉田 栄子さん(東邦大学出身)
勤務先:ツムラ

吉田栄子さん

 [1]「薬剤師免許を活用してより多くの人と関わる仕事がしたい」と考えていました。また、中国に留学した経験を生かして患者様に貢献したいという思いもありました。そういった中で一番当てはまったのが現在の進路です。

 [2]自己分析を徹底して行い、各製薬企業が開催している説明会やインターンシップに参加しました。また、大学のキャリアセンターにも頻繫に通いました。キャリアセンターを通してOB・OG訪問を行うと実際の会社の雰囲気がわかりますので、おすすめです。

 [3]どんな些細なことでもいいので、自分が「やりきった!」と自信を持って言えることを、目標を立てて挑戦してみてください。資格試験、部活、アルバイト、ボランティア活動、何でも良いと思います。

 [4]日々業務を行う中で「企画力」や「発言力」が求められていると感じます。特に短時間で正確に相手に伝わるよう物事をまとめたり、報告したりすることはとても大切です。学生時代に連盟の活動をする中で、イベントの運営やいろいろな方とお話しした経験を通して培ってきたそういった力は、今でも生きていると感じてきています。

 [5]製薬企業は病院や薬局と比べてあまり馴染みのない就職先として躊躇されがちですが、皆さんが今勉強している知識が活用され、薬剤師として活躍する場面はたくさんあります。固定観念にとらわれず視野を広げ、何事にも好奇心を持って挑戦してみてください。そして人との出会いを大切にしてください。それがきっと自分の成長につながります。一緒に働ける日を楽しみにしています。頑張ってください!



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