【国試予備校の現場から】1分を笑うものは1分に泣く

2021年3月1日 (月)

薬学生新聞


メディセレスクール社長
児島 惠美子

児島惠美子氏

 こんにちは。メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。

 今年の節分は2月2日でしたね。124年ぶりに節分が2日になったのは、たった1分のためでした。季節の分け目である立春の前日が節分ですが、地球が太陽を1周する時間はぴったり365日ではなく、うるう年で4年に1回1日分を補正してもずれが生じるため、今年の立春は3日の23時59分になりました。その影響で前日の2日が節分となったのです。1分遅く4日0時だったら、節分は今までどおり3日でした。この1分の奇跡!驚きと楽しさを運んできてくれました。

 薬剤師国家試験では1日目の午前中に必須問題というCBTを彷彿とさせる出題があります。必須問題は90問を90分で解きます。そう、1問1分。全体の中で必須問題の難易度は低いため、ここでどれだけ点数を稼げるのかが国家試験の合否を分けます。

 日常生活のスキマ時間をいかにうまく使うかも、国家試験の合否に影響します。1分を笑うものは1分に泣かされます。たった1分で歴史が変わり、たった1分で人生が変わる。時間だけが全ての人に平等に与えられるものですから。

 今回の節分は、固定観念からの脱却も教えてくれました。誰もが節分は2月3日と思い込んでいました。このような思い込みが時に落とし穴になります。思わぬ新型コロナウイルス感染症の拡大で固定観念を捨てろと言われた気がしましたが、まだ、足りないのでしょうか。固定観念を捨てて頭を柔軟にしないと今の時代を生き抜けないという、啓示のように思いました。

 この時代に生まれたことへの感謝と面白さも感じました。この時代に生まれなかったら、2月2日に節分が変わる驚きの体験をしなかったのですから。長生きの鬼さんもびっくりですよ。え?今年は1日早いの?鬼のパンツ履くまでちょっと待って!って。

 共に変化を楽しめる人になりましょう。どんな状況も受け入れ、そこに興味を持ち、楽しむ方法を見つけた人が時代に乗ることができ、生き抜けるのだと思います。



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