薬事・食品衛生審議会血液事業部会献血推進調査会が7月26日に開かれ、2017年度の献血実績が日本赤十字社から報告された。総献血者数は前年度より9万7000人減の473万2000人だったものの、10代の献血者数は4565人増の25万7958人で4年ぶりに増加に転じた。都道府県ごとに10~30代の若年献血者数の目標値を新設したこと、高校・大学向けの献血バスを増やしたことなどが要因としている。
昨年度の献血実績では、総献血者数は前年度から9万7000人(2%)減の473万2000人だった。内訳を見ると、200mLが1万1000人減の14万6000人、400mLが7000人減の326万2000人、血小板成分が4万2000人減の65万8000人、血漿成分が3万7000人減の66万7000人となっている。